dadaの北京大学-本科留学ブログ

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2024年まで在籍予定

やっと終わった北京大学の一学期【2021.9‐2022.1】

毎学期出される終わりの見えない課題を今学期もやっとのことで終わらせることができました。

ここ数カ月ずっとパソコンを動きが鈍くなるくらい開いてたので、この文章は私もパソコンもリラックスしながら書ける文章になると思います。

 

二年生の1学期 2021年9月‐2022年1月

【9月】トルコに行く事を決意

現実世界でのコミュニケーションを求めて、すぐに入国できるトルコに英語留学を決めました。9月の上旬は入国の準備をして、学期はじめと同時に入国。一年の時に大学の授業だけでも十分忙しいということが身に染みてわかったのですが、オンラインの授業はただ大変なだけであまり意味のある時間を過ごせたとは思えませんでした。

何より自分の置かれた状況を理解しあえる人がいない孤独と、一日がリビングで完結してしまう生活がほんとに辛かったです。健康で、学生でまだ色んな事に挑戦しやすい今、目に見えて自分の為になる様な事をしたいと思いました。

 

【10月】大学の授業が本格的に始まる

10月に入って授業の大纲が出始めます。一年の時は中間や期末が近づいてから焦ってテストや課題の情報を集めていました。今回は大纲が出てる授業は論文やテストの情報をあらかじめ確認しておいて、提出日や大まかな課題内容をtodoリストにして可視化しました。

todoリストは今まで自分でカレンダーを作ったり時間割表に書いたりしてたのですが、何度も書き直しできるメモ帳アプリに記録していくのが一番良かったです。

中旬からは普段の課題と合わせて中間の課題が出され始めます。前もって中間の課題を終わらせようと思っても普段の課題が重くてなかなか中間の課題に手が出せませんでした。

 

【11月】英語のクラスも本格的に始まる

月曜日から金曜日の午前は4時間(+1時間のスピーキング)の英語のクラスに通って午後から大学の課題や授業を受けたりしました。特に金曜日は朝の5時から大学の体育の授業があったので、二度寝してからまた9時に起きてクラスに通います。

11月に入ってやっと中間の課題と向き会いました。でも、もうすでに多くの課題が溜まっていたので11月からは怒涛の課題地獄です。さらに最悪だったのは、中間の一番ピークの時に学校側から冬休み前倒しの通知が出されました…多分これが本当の地獄の始まりだったと思います。

中間で心身共にくたくたの時に、期末のddlやテストも前倒しになっていくのを見てこの生活にほんとに終わりが来るのか不安でした。

英語の授業だけは妥協したくなかったのですが、スピーキングの授業だけは休むようになりました。

 

【12月-1月】嵐のような月

何度かアップしてたメモの全貌

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今学期の課題とテスト

12月はほんとに狂った様な月で何度もパソコンの前で泣きました。知网は使えない、読書レポートの為の本のまともなPDFもない、ddlが目前の課題を終わらせるのでいっぱいいっぱいなのにグループ課題の討論がはじまってたり。今も思い出すだけで息が詰まります。

ショックだったのは、他の子たちはクリスマスや元旦をちゃんと過ごしてた事です。同じ学部で、ほとんど同じ授業を取っているのに、なのになぜそんな事が可能なのか、どうしてそんなに余裕があるのか不思議で仕方ありませんでした。

一つの論文やレポートを書くのに何日もかけて資料を集めて、何時間もかけて文章の構成を練って書き上げても、書き上げた達成感の余韻に浸る間もなく次のレポートの資料集めが始まります。自分にこの生活を続けられる自信がなくて心が崩れかけました。

それと同時に自分と年齢の近い子たちが自分の好きなことで成功していくのを見て悲しい気持ちになりました。自分が今やっていることは自分が手に入れたい未来に必要なことなのか何度も考え、自分が遠回りしているように思えてさらに辛かったです。

今学期の取った授業

传媒伦理与法律法规

传播学研究方法

广告学概论

新闻传播导论

影视文化与批评

地震概论

新闻名篇选读

大学生心里健康

健美操

中国古代文学(三)

 

もともと日译汉も取ってたのですが全体的にきつくて中間の内にキャンセルしました。

取ってよかった授業

 

【大学生心里健康】2学分

今季取った授業の中で一番取ってよかった授業です。課題は出るけど重くもなく、テストも自分の考えを書けば良いものだったので全体的にストレスのない授業でした。授業内容もストレスとの向き合い方だったりコミュニケーションの取り方など実用的な内容で面白かったです。授業は理解しやすく、何より音質が一番良くて聞き取りやすかったです。

課題量:レポート1500字、レポート2000字、テスト

 

 

【健美操】1学分

健美操はクレジットは低くても、期末のダンス(?)を頑張れば良い成績をつけてもらえるので全体的なGPAの底上げになりました。ただダンスは結構難しくて何時間も練習してやっと何とか流れがつかめる感じです。

課題量:レポート1ページ、テスト(ダンスビデオ)

 

 

地震概论】2学分

北京大学では単位が取りやすいで有名なこの授業ですが、個人的には水课と言われるほど任務量の少ない授業だとは思いませんでした。でもこれは多分オンラインとオフラインの違いもあると思います。この授業ではオンライン学生向けに作られた授業を受ける形になっていて、すべての授業に小テストがついていました。小テストも期末テストも選択問題なのですが、授業を見ていないと答えられないものになっています。

水课と聞いていたので軽い気持ちで取った授業でしたが、授業内容の前半は単語を勉強したり歴史や時事についてだったのに、合間合間で急に計算問題が出てきて物理感満載になったりしてかなり複雑でした。

ただテスト選択問題で先生も多めに見てくれるのと、ちゃんとオンライン向けの授業を考えてくれていたので個人的にそこがすごくポイントです。

課題量:80回程の小テスト、期末テスト

 

最後に

他はどれも大変だったのですが、基本どの授業も課題が出ると助教が課題の詳細や提出期限などをグループにまとめて送ってくれます。その点で言うと【新闻名篇选读】は課題についての情報を全くグループで提供してくれなかったので、情報を集めるのが大変でした。

 

今は冬休みに入ってやっと一段落したのですが少しだらけ始めてるので、今の内にやりたいことをやっておきたいと思います!